重複分散日別ドルコスト平均法
重複分散(適宜売却型)日別ドルコスト平均法
前々回に年金終価係数、そして前回に積み立てNISAと年金終価係数というのを扱い、その中で投資信託というリスクを分散させたものをさらに日別の時間で分散させ、NISA積み立て投資枠とNISA成長投資枠とを使って同じテーマごとの投資信託を複数買い付け、かつ相場の状況を注視しながら1テーマごとにいくつかの投資信託を売却しつつ一定量は買い続けるという手法をこのサイトではとっていくことを説明しました。
一見ばかばかしく思えるような投資手法になりますが日々業務に追われるサラリーマンの身であるものにとって、個別株に集中するわけにもいかなくリスクをわずかでも下げつつ最大限のリターンを得ることができればと考えた投資手法になります。
名前としては重複分散適宜売却型日別ドルコスト平均法などとしたいところですが長いのでタイトル通りのネーミングでいいと思います。
テーマの選択
ここでテーマを以下のように分類していきます。
- 国内株式
- 全世界型株式(オルカン)
- バランス型
- 新興国株式
- 米国株式
- アクティブ型
米国株式に関しては、S&P500、NASDAQ、その他(インデックス型など)といった形に分けます。
実際の買い付け
細かいものは省いておいて現在大まかに(毎日)買い付けている銘柄は以下になります。米国株、アクティブ型に関しては調整およびその配分を減らしているところなので省略します。
なおつみたてNISA設定は年間合計額が120万を超える場合はその設定ができないようです。なのでオーバーしている分はNISA成長投資枠で入れています。
【国内株式】
- 三菱UFJ-eMAXIS JPX日経400インデックス
- 三菱UFJ-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- One-厳選ジャパン
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
【全世界株式】
- 三菱UFJ-eMAXIS 全世界株式インデックス
- One-たわらノーロード 全世界株式
- SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
【新興国株式】
- SBI-EXE-i グローバルサウス株式ファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
【バランス型】
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
- 三菱UFJ-eMAXIS バランス(8資産均等型)
- 三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)(マイパッケージ70)
上記に示した銘柄の選定に関しては決まった運用方針は基本的になく、テーマごとに重複で分散して日別で買い付けること以外に特に何もありません。ただいくつか挙げるとするならば基本的に為替ヘッジなしの投資信託で為替ヘッジありは選ばない、純資産が50億以下の物はなるべく組み入れないなどとしています。
またこれと言って注目している投資信託はありませんがしいて言えばニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドになります。
左の画像は現在も保持している旧NISA預かりのものになります。課税される前に売却する予定だったものを失念してしまい結局売らずに記念にとっているものになります。
このニッセイ外国株式インデックスファンドに関しては旧NISAのころから(日別ドルコスト平均法で)毎日買い付けておいた中でとりわけ成績が良かった銘柄になります。これに関しては積み立て新NISAだけでなく、新NISA成長投資枠でも買い付けており現在も強気にみています。
また、決まった運用方針はないとしていますが今後の長期視点おいて注目しているテーマに関しては2つほどあります。それは現時点においては日本株式とグローバルサウスになります。そのうちの日本株式に関していくつか注目している理由の一つは、まず消費税減税または廃止論(ザイム省解体論)があります。
日本株に関しては現在ザイム真理教などという言葉が出てきているようにネットを中心にして消費税減税の話がよく盛り上がってきているようです。成立する可能性は限りなくほぼゼロに近いと思いますが全くのゼロであるとは言い切れません。仮に消費税減税が実行されるとすれば日本経済の先行きに関してはかなり明るい見通しが立つことになります。
今後30年弱で日経平均は30万まで行くなどという話も出ていますが、さすがにそこまでいかなくとも消費税減税または廃止が成立すれば(30万までいかなくとも)その可能性は少なからずあるのではないかと思っています。だとすれば今がその絶好の買い場であるということになります。
現在の運用成績
2024年11月での運用成績に関しては以下のようになっています。
このサイトにおけるNISA運用の基本方針は、同じテーマ内で複数買い付け、そのテーマで過熱感があれば適宜売却しつつ、いついかなる時でも買い付けは継続していくこととするものとします。
期間としては15年という期間をひとまずの区切りとします。新NISAが始まってから約1年目の終わりを迎えようとしており残り14年ほどという期間になりました。
このカテゴリーは、自分なりの投資方法によって将来どの程度のリターンが望めるかを自腹を切って検証する流れとなっております。
補遺
日別買い付けNISA設定とその確認の仕方
例としてSBI証券での実際の金額買い付けの設定方法や設定内容の確認の仕方をやります。設定方法に関してはいたって簡単であり説明するほどのこともないと思いますがまだ大手証券会社に口座を持っていない、または近いうちにSBI証券でつみたてNISAをやってみたい、などという方には参考になるかと思います。
まず口座にログインします。そのあと上部のメニューにポートフォリオ、取引、口座管理、入出金・振替と並んであるうちの「取引」となっているところにマウスポインタを合わせます。
そうするとプルダウンメニューが表示されるのでこの中の「投資信託」となっているところをクリックします。
左のキャプチャ画像のような画面に遷移しますのでその中の委託会社名・ファンド名:となっている行の右にある検索窓に目当てにしている該当の投資信託の名前を入力して検索を掛けます。
この時は新興国株式のグローバルサウスと打ち込んで検索をしています。
SBI証券ではグローバルサウスで該当する投資信託はキャプチャ画像のように2つあることがわかります。
ここで設定する投資信託は赤棒線で引っ張っている「SBI-EXE-i グローバルサウス株式ファンド」というものにします。これをクリックします。
赤枠の積立買付をクリックします。
このファンドはつみたてNISAには対応していませんので預かり区分でNISA(成長投資枠)を選択しNISAぎりぎり注文にチェックを入れます。
NISA枠を超えて投資したい場合は「課税枠シフト注文」にチェックを入れます。
ここで積立コースは毎日、金額はひとまず1日当たり300円とします。
「確認画面へ」を押下します。
左のキャプチャ画像の内容を確認して取引パスワードを入力し設定するを押下します。
設定内容の確認
先ほどと同じく「取引」となっているところにマウスポインタを合わせます。
上部の左から3番目の投信(積立買付)となっているところをクリックします。
そうすると以下のキャプチャ画像のように上部に毎月および年間合計の積立額と下の方に設定されてある投資信託の種類とその積立金額が確認できるようになります。
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